見た目やファッションには、自分を表現する大切な役割があります。
その中でも、靴は個性を際立たせる重要なアクセントです。
だからこそ、靴の手入れは定期的に行いたい重要な作業のひとつ。
靴を入れるシューズボックス(靴箱・下駄箱)の掃除や整理も、同じくらい大切にしたいですね。
今回は、靴の整理と収納に焦点を当てた、整理整頓のコツをご紹介します。
靴収納の効率化と履かない靴の整理について
シューズボックスの整理整頓をするにあたってまずすべきことは、履かない靴を整理することです。
履かない靴をいつまでも置いておくと、ごちゃごちゃして見た目にもよくないです。
整理することでシューズボックスに新しい靴を迎えるスペースもできますので、ぜひ定期的に行ってみてください。
履かない靴を整理するコツ
靴を整理するのには、実はそれほど複雑なプロセスは必要ではありません。
どの靴を手放すかを決めるときにはシンプルに、「履くか履かないか」で分けることが肝心です。
「必要か不要か」で考えると、結局冷静な判断がつかず、履かない靴まで取っておくことになりがちです。
靴を手放す際に障壁になるのは、感情的な理由です。
「もったいない」
「まだ使える」
「高価だった」
などの思いが、必要な靴とそうでない靴の区別をつけにくくしてしまいます。
感情に流されずに靴を整理することが大切です。
具体的な整理の方法については、後で詳しく説明します。
靴のお手入れ用品を揃え定期的なメンテナンスを
必要なシューズケア用品をそろえておきましょう。
ブラシやクリーム、撥水スプレーなど、基本的なアイテムがあれば充分です。
そして、これらの用品を使って靴の定期的なメンテナンスをすることも重要です。
直接的に整理と関係がないように思えますが、この習慣は大変重要です。
メンテナンスを通じて、それぞれの靴の状態や最後に使用した時期、自分が持っている靴の総数などを知ることができます。
このようなチェックを定期的に行うことで、
「新しい靴を購入するべきタイミング」や
「もう履かない靴を整理すべきか」の判断がしやすくなります。
靴を大事にすること、それに愛着を持つことの大切さを実感できるでしょう。
シューズケアを定期的に行っている人は、一般的に片付けも得意とされます。
シューズボックス(靴箱・下駄箱)の片付け簡単4ステップ
シューズボックス(靴箱・下駄箱)の中をスッキリさせたいなら、こちらの簡単な4ステップを試してみてください。
これで靴の収納も整然と整えられます。
シューズボックス(靴箱・下駄箱)整理の4ステップ
靴をきれいに整理するための手順は以下の通りです。
ステップ1:
まずは、シューズボックスから靴を全部取り出して、内部をきれいに掃除しましょう。
どんなに頻繁に使っている靴でも、一度全部出してみてください。
ステップ2:
次に、靴を「保持する」「手放す」「迷う」の3つのグループに分けます。
分ける基準は、過去1年間でどれだけその靴を使ったかです。
使っていない靴は、なぜまだ持っているのか、本当に必要かどうかを考えてみましょう。
ステップ3:
過去1年間に履いたことのある靴だけをシューズボックスに戻します。
迷っている靴は、とりあえず置いておきましょう。
ステップ4:
迷っている靴については、後で改めて考えます。
これらの靴の扱い方については、後ほど説明します。
靴の数にもよりますが、だいたい10~20分あれば、整理が完了するはずです。
迷った靴はシューズボックス(靴箱・下駄箱)に戻さない
特別な思い出がある靴や、見た目は気に入っているけれど履き心地が悪い靴、流行が過ぎた高価な靴など、なかなか手放せない靴があるかもしれません。
そうした靴は、シューズボックス(靴箱・下駄箱)ではなく、別の場所に保管しましょう。
ダンボール箱に入れておくのも一つの方法です。
次の機会にシューズボックスを整理するときに、まだ箱に入れたまま履いていなければ、その時に手放すことを考えましょう。
シューズボックスには、実際に履く靴だけを収納するようにしましょう。
シューズボックス(靴箱・下駄箱)内の靴の配置を考える
靴をシューズボックスに戻す時には、どこにどの靴を置くかをよく考えましょう。
季節外れの靴は、手が届きにくいところに。
よく履く靴は、手に取りやすい場所に置くのがコツです。
いらなくなった靴を上手に手放す
もう履かないけれど状態のいい靴は、リサイクルショップに売ったり、ネットオークションで出品したり、ひとにあげたりするなど、誰かに譲ることを考えてみましょう。
靴に新しい持ち主が見つかると、ゴミとして出すよりは気持ちも楽になりますし、一番いい結果になるのではないでしょうか。
まとめ
シューズボックス(靴箱・下駄箱)を整理することは、難しい書類や衣類の整理に比べて手軽に始められる作業です。
もう履かない靴は思い切って手放しましょう。
「必要か必要でないか」ではなく、「履くか履かないか」を基準に整理するのがいいですよ。
どうしても迷って判断がつかない靴は、とりあえずシューズボックス以外の場所に保管しておきましょう。
次の整理の機会になってもまだ履いていなければ、そのとき再度手放すことを検討すれば良いでしょう。