散らかった部屋には、必要な物と不必要な物が混在していますよね。
だからこそ、片付けを始めようとしたとき、最初に何から手をつけるべきか迷うことはよくあります。
というわけでこの記事では、
散らかった部屋を無駄なく効率的に整理整頓する方法をご紹介します。
効率的に部屋を整理する方法【すぐに始めたい方へ】
まずは不要な物を手放しましょう
片付けを早速始めたい方は、部屋の「整理」から手をつけましょう。
これは、使わなくなった不要な物を手放すことからスタートします。
整理すると、整頓するためのスペースができますからね。
まずは手早く、いらなくなった物を選別すること。
手あたり次第始めるのではなく、場所を決めて順番に片付けていきましょう。
片付けを最初に行うべき場所は「床」です。
床に物が散らかっていると、掃除がしにくくなります。
次に「デスクの上」の整理を行いましょう。
散らかっていると作業するのも難しいですし、食事だってとりにくいですよね。
日常的にたくさんの時間を過ごす場所から片付けを始めると良いでしょう。
すぐに使わない「必要な物」は「収納エリア」に保管しましょう。
収納エリアの整理も大切です
部屋の整理が完了したら、収納エリアの整理に移ります。
効果的な収納を行うためには、物を収納するスペースを確保することが重要です。
収納エリアからすべての物を出し、「不要」「必要」「判断に迷う」の3つに分けて整理しましょう。
整理が終わったら、「必要」「判断に迷う」の物を収納エリアに戻し、「不要」な物は手放します。
収納エリアの約3分の1から4分の1は空いている状態が理想です。
注意すべきポイント
限られた時間で整理する場合は、考えすぎないようにしましょう。
「必要か不必要か」というシンプルな判断基準を重視しましょう。
ついついやってしまうのが、思い出に浸ること。
これを避けることで作業がはかどります。
思い出に浸る時間は、また別のときに取るといいですね。
計画的な部屋整理の始め方【計画的に整理したい方へ】
計画的に部屋を整理したい場合、初めにルールを設定することがおすすめです。
たとえば、
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など、これらのルールに沿って整理を進めると良いでしょう。
ルールを決めておかないと、ひとつひとつ悩んでしまう可能性が高くなってしまいます。
これだと作業がなかなか進まないので、ぜひルールは設定しておきましょう。
部屋をすっきりと整える5つのポイント
部屋を整理する際に役立つ、重要なポイントを5つご紹介します。
小さな場所の整頓を大切に
部屋の中の小さな場所が整理整頓できるかどうかは、片付けスキルの重要な指標です。
たとえば、
「財布の中」
「棚や引き出し」
「ファイル類」
これらの小さい場所が整頓できないと、部屋全体の片付けも難しいでしょう。
例として財布を挙げると、
「ポイントカードは実際に使っているか?」
「使っていないカードを持ち歩いていないか?」
「定期的に財布を整理しているか?」
このような点をチェックします。
これをやるだけで、財布一つとってもずいぶんすっきり整理され、使い勝手が良くなりますよ。
そしてこの財布の整理整頓という小さな第一歩が、部屋全体へと広がっていくと考えるとイメージしやすいかと思います。
部屋の整理整頓が苦手だという方も、まずは小さな場所から整理整頓を始めてみましょう。
ゴミ出しは定期的に
ゴミは溜め込まずに定期的に出すことが大切です。
ゴミ箱も清潔に保つため、定期的な洗浄をおすすめします。
自宅だけでなく、オフィスでも、毎日の終わりか始まりにゴミ箱を空にする習慣を持ちましょう。
デジタル化とデータの活用
書類や写真、書籍はデジタルで保管することが可能です。
紙のものは場所を取るので、デジタル化してスペースを節約しましょう。
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など、これらの工夫は長期的に大きな違いを生み出します。
ただ、子供の頃のアルバムなど大切なもの、そのものに価値があると思うものは、無理やりデジタル化する必要はありません。
物の価値は個人によって違いますので、紙で残しておきたいもの、デジタル化してよいものなど、それぞれ判断していきましょう。
整理のためのルールを設定
部屋を整理する際には、事前にルールを設けることで、素早い判断が可能になります。
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これらのシンプルなルールが、部屋をきれいに保つ秘訣です。
忙しいときでも、数秒から1分程度の短時間で片付けができるように、ルールを守りましょう。
この先に必要かどうかを優先して考える
現在所有しているものは、これまでの自分に必要だったものが多いでしょう。
この先の自分に必要なものなのか、を優先的に考えて整理しましょう。
過去の思い出に没頭しない
収納を整理すると、思い出の品に出会うことがありますが、思い出に没頭することは整理作業の妨げになります。
「整理する時間」と「思い出に浸る時間」は、区別して確保しましょう。
まとめ
以上が効果的な部屋の片付けのポイントです。
どこから手をつけるべきか分からない場合は、「整理」から始めてみましょう。
いま実際に必要なものを選び、もはや必要ではないものを手放すことからスタートします。
このアプローチによって、より効率的で整頓された空間を実現することができますよ。