引越しは、家の中のいらなくなった物を手放す絶好のタイミングです。
家財を整理しながら箱詰めする作業は、持っている物を見直すのにちょうどいいですよね。
仕舞い込んだまま忘れていた物もたくさんあるのではないでしょうか?
この作業の大きな利点は、直接すべての物に触れることで、所有しているものをすべて把握できること。
そしてそれらを「持っていくか手放すか」の判断が下せる点です。
普段はなかなかできない、この徹底した物の精査は、引越しの際に特に心がけたいポイントです。
引越し時に最も重要なのは、新居に不必要な物を持ち込まないことです。
私自身、引越しを重ねる度に、必要ないと感じた物は徐々に手放していきました。
多くの物を持つと梱包や移動がより大変になるため、本当に必要な物だけを選ぶようにしてきました。
これらの経験から、引越し前の梱包作業で不要な物を効果的に片づけるコツをまとめてみました。
引越し前にいらなくなった物を整理するコツ
前述したように、引越しはいらなくなった物を整理する絶好の機会です。
私の場合、学生の頃は特に物が多かったですが、今現在ではその大部分を手放しました。
物への価値観は時間が経つにつれて変化します。
そのときは本当に大切だったものが、ある日突然執着がなくなって、どうでもよくなったりすることもあります。
生活スタイルが変わる引越しもまた、しまい込んだりして忘れていたものを再確認する機会です。
引越しをスムースに行うためにも、効率的に物を整理していきましょう。
引越し後の生活計画
引越しをした後、どんな生活を想像していますか?
新生活に必要なものと、現在持っているけれど実はもう不要だというものは何でしょうか?
人生の新しいフェーズは、持っているものを選び直すチャンスです。
梱包しながらこれからの生活を思い描き、いらなくなったものは思い切って手放しましょう。
迷いを断つ整理のコツ
使わなくなったものは整理したほうがいいとわかってはいても、手放すとなると迷い、なかなか決断がつかないことはよくあります。
そのものの新居での必要性に迷ったら、「これはもう不要だ」と自分自身に言い聞かせてみましょう。
意外にも、その一言で手放すのがずっと簡単になることがあります。
自分で宣言することにより、決断への確信が深まるんですね。
ぜひ声に出してみることを試してください。
また、迷っているアイテムが次の引越しまで本当に必要かどうか考えてみましょう。
ほとんど使っていないものは、次にも同様に不要と感じる可能性が高いです。
実際、前に迷った末に使わなかったものは、次の引越しで整理することが多いです。
使わないものは、新しい場所で新しい体験のためのスペースを作るためにも手放しましょう。
「いつか使うかも」はほとんど使わない
「いつか使うかもしれない」と思っているものは、実際にはその機会が来ることはほとんどありません。
そう考えるのは、過去の後悔した経験に基づいているかもしれません。
再び手に入れることができるか、または代替品があるかを考えてみましょう。
再購入できる、または代替品がある場合、手放しても問題はありません。
実際、新たなスタートをきることで感じる爽快感は、手放したことへの後悔を上回るはずです。
梱包しつつ整理整頓を進める方法
引越しにおける整理整頓では、梱包作業中に不要な物を整理するだけでなく、新居での収納計画も同時に考えることがおすすめです。
それによって梱包の仕方や手順も変わってきますので。
梱包をスムーズに進めるコツを掴み、効率的に作業を行いましょう。
新居の収納をスムーズにする事前の準備
新居での収納をスムーズにするためには、前もって収納計画を立てることが大切です。
細かな計画よりも大枠の配置計画を立て、どこに何を収納するかを決めておくことで、収納作業時に時間を大幅に節約できます。
新居の収納スペースと物量をチェック
新居の収納スペースは事前にチェックしましたか?
想定していた収納スペースに入らないという状況を避けるために、「この収納スペースにはダンボール箱何個まで」というように計画を立てておくと、荷解きもスムーズに進みます。
不要品は業者に依頼を
時間に余裕がない場合は、不要品回収業者への依頼も一つの選択肢です。
急な引越しで、仕事と並行して梱包や不要品を片づけるのは、体力的にはもちろんのこと、気持ち的にも負担が大きいですよね。
不要品回収の見積もりを複数の業者に一括で依頼できるサービスを活用することで、効率よく作業を進めることができます。
何から何まで自分でやらないといけないと抱え込むのではなく、適切なサービスを利用するのもありだと思いますよ。
まとめ
引越しは、もう使わなくなったものや、いらなくなった物を整理し、自分の成長や生活スタイルの変化に合わせて必要な物を見直す絶好のチャンスです。
今まで所有していた物を手放すのは「迷い」があったり、思い切って決断することが難しいかもしれませんが、新しい生活を充実させるためにも、物にとらわれず、整理整頓の技術を身につけましょう。
ただ、手放すか持っていくか、悩んでも悩んでもどうしても決められないものは持っていくといいです。
悩んでいるものとして区別して収納すると、後から検討するときにわかりやすいです。
事前に引越し先の収納スペースを把握しておくのも重要ですよ。